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『男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく』(おとこはつらいよ とらじろうわがみちをゆく)は、1978年8月5日に公開された日本映画。男はつらいよシリーズの21作目。同時上映は勝野洋主演の『俺は田舎のプレスリー』。 == あらすじ == 柴又帝釈天で「東京踊り」の大入り祈願を行っていた踊り子たちに街は盛り上がる。寅次郎は踊り子たちの行列後ろを付けて柴又に戻るが、備後屋と顔があって「よう、備後屋、相変わらずバカか」と言って喧嘩になる。そんな中、竜造の持病の発作が出る。その夜、寅次郎がとらやの将来を語っていたことに軽蔑なまなざしを浮かべ、タコ社長が「お前になんか経営のことなんかわかりやしない」と大乱闘を繰り広げて旅に出る。 旅先の田の原温泉で自動車整備工の失恋青年の留吉(武田鉄矢)と意気投合する寅次郎だったが、宿賃を貸してくれないかと速達を送ってさくらが迎えに行くことになったのだ。旅先から帰り、店を手伝いながらとらやで骨休めをしていた寅次郎。そんなある日、店を訪ねてきた美しい女性の姿にハッとする。彼女はさくらの学友で松竹歌劇団(SKD)の花形スター紅奈々子(木の実ナナ)だった。実は寅次郎が旅の間、博の工場の慰安行事で浅草の劇場で東京踊りの公演を見に行っていた。実は、恒例の慰安旅行だったのだが、金づまりで中止になっていた。そんな寅次郎は地味で所帯じみた妹とは対照的な奈々子にすっかり魅了されて後をついて浅草に行ってしまう。 寅次郎が奈々子に夢中になっているさなか、さくらは江戸川で留吉と再会する。寅次郎はレビューを観に行こうとするが、留吉が「農村の将来を考えるシンポジウム」の熊本代表で参加するために上京し、そこで寅次郎と一緒にレビューを観に行くことになる。そんな留吉もレビューに病みつきになっていった。熊本に帰ってこないそんな留吉を心配していた母は手紙をよこしたが、留吉は食堂の出前のアルバイトをし、踊り子たちに夢中になっていた。 ある日、好きな男がいると奈々子がさくらに告白。寅もこの恋も終わりかと肩を落としたが、仕事を辞めてまで結婚はしないという奈々子の言葉に復活。その晩、彼女の家で二人だけで飲むことになった。一晩中一緒に居てという奈々子。寅でなくたって勘違いする。するとそこへ、奈々子と10年交際をしていたという劇場の照明担当の男・隆(竜雷太)が現れ、二人は雨の中で抱き合う。そんな奈々子は初日の「夏の踊り公演」で正式に引退することを座長に伝えた。奈々子がソロで歌う「道」の出番直前、「踊りを辞めることが出来ない」とあこがれて入った世界から離れることへの迷いが出て、涙を流しながら苦心していたが「さあ、しっかり」と共演者に励まされ、最後の舞台に出た。この日は、ちょうどさくらも観劇していた。だが、後方で誰にも気づかれないように観覧していたが、途中で退席。これにてこの恋も終わり。寅次郎はまた旅に出るのであった。そんな留吉も踊り子に振られていた。その後もまた、寅次郎は留吉と再会し失恋続きの彼に呆れていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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